室外機を洗浄するべき理由と、洗浄時期の見分け方
エアコン室外機の洗浄は、定期的に行う事が重要ですが、ここでは、室外機の洗浄が重要な理由と洗浄時期をお伝えします。
夏場は圧力が上昇し、冬場は霜がつきやすくなり、エアコンが効きにくくなる
エアコン室外機は、室外機の裏部分にある熱交換器に風邪を送り、冷媒(フロン)を、蒸発させたり液化させることにより、夏には室内の熱を、冬には冷気を排出する役目をします。しかし、室外機が汚れ進むにつれ、その排出がうまくできなくなってきます。夏は熱がうまく排出できなくなることで圧力が上昇し、そうすると圧縮機に負担が大きくかかるので、負担を軽減させようとし、室外機がフル回転しなくなります。その結果冷房が効きづらくなります。冬では、汚れが進むと冷気がうまく排出できない状態になります。そうすると、室外機が凍結しやすくなり、エアコンが霜取り運転(室内の熱を室外機側に移動させ、凍結部分を取る運転)を頻発するようになり、暖房が効きにくくなります。
圧縮機が故障する可能性がある
室外機が汚れていると、夏は圧力が上昇し、心臓部分である圧縮機に過度に負担がかかり、故障の原因になります。また冬には液圧縮という状態になり、故障の原因になります。圧縮機が故障した場合、何十万円の修理費用が掛かってしまいます。
室外機洗浄時期の判断
エアコンの室外機は、目詰まりを起こしているか、フィンの部分が黒く汚れていないかで判断します。正面から光を照らして、裏側の熱交換器から光が貫通してるかどうかでも判断できます。
室外機の洗浄する頻度は、設置条件による
室外機の洗浄は、設置条件によって汚れ具合が大きく変わってきます。製造ラインの近く、煙突の近く、砂ぼこりの多い地面にある場合は、汚れやすい可能性があります。そういったエアコンは定期的に熱交換器の状態をチェックする事をお勧めします。
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エアコンが効かないというご依頼で室外機汚れが原因の場合は、比較的多く見受けられます。エアコンが効きづらくなってきた。などお困りでしたら、お気軽にご相談ください。