エアコンのメンテナンス、定期点検をする理由と方法

空調機は定期的にメンテナンス、点検をする事をお勧めします。メンテナンスする理由とお客様ができるメンテナンスと点検方法をご説明します。

メンテナンス、定期点検をしなければならない理由

圧縮機を守るため

メンテナンスをする理由の一つが、圧縮機を守る為です。圧縮機は、エアコンの心臓部分であり、圧縮機はほとんどの場合、室外機にあります。定期的にメンテナンスをしないと、圧縮機に負担のかかった運転になり、故障する可能性があります。圧縮機が故障すると、ガス回収、溶接修理、ガス充填が必要なほか、場合によっては、他の電気系統、冷媒系統も交換が必要になってきます。そうなると修理費用に何十万円とかかるので、定期的にメンテナンスを行い、なるべく圧縮機に負担のかけないようににする事が重要です。

突然の故障を防ぐため

エアコン内部には、消耗部品も多数あり、それらの部品は、ある程度稼働時間を過ぎると、交換が必要になります。例えば、温度センサーも消耗品の一つですが、温度センサー自体、交換にそれほど費用は掛かりませんが、長期間交換せずそのまま使用すると、ある日突然エラーが出たり、最悪、重大な故障につながる可能性があります。そうならない為にも、メンテナンスや点検をし、ある程度稼働時間が過ぎた時点で交換する事をお勧めします。

フロン漏えいを防ぐ為

外的要因による振動や、エアコンが劣化による機器自体の振動により、ガス漏れ(フロン漏れ)を引き起こす可能性があります。フロンは、地球温暖化を引き起こす「温室効果ガス」であり、温暖化係数は、CO2のおよそ2,000倍もあります。そのようなフロンを放出する事は、地球の温暖化に大きな影響を与えるので、定期的な点検をする事でなるべく放出を防ぐ必要があります。

お客様ができるメンテナンスと点検方法

フィルター清掃

フィルター目詰まりは、効きが悪くなるだけでなく、圧縮機の故障を引き起こす可能性があります。定期的にフィルター清掃を実施する事で、エアコンの負担を軽減させ、故障を減らします。

目視による点検

室内機、室外機を定期的に目視にて点検することも重要です。室内機は、吹き出し付近の天井が汚れてる場合、エアコンが汚れが進んでいる可能性があります。また、振動や異音がしている場合、ファンの交換時期の可能性があります。室外機は、裏側、床を見て油じみがある場合、ガス漏れしてる可能性があります。また、他の室外機と比べて、音がうるさかったり、振動が大きい場合、近々故障する可能性もあります。以上のことを確認し、必要に応じて業者に依頼する事で、故障を未然に防いだり、故障が頻発するのを防ぐ可能性があります。

メンテナンスのことでお困りのお客様はアイリスコにご相談ください。

弊社では、空調機のメンテナンスを行っております。お客様のエアコンの設置条件や、ご予算に合わせて最適なメンテナンスをご提供致します。ご相談だけでも大歓迎なので、お困りの方はお気軽にお問合せください。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です