業務用エアコンの点検が義務化されました

管理者は次の3つを遵守する必要があります。


点検
管理者自ら、すべての業務用冷凍空調機器の簡易点検が必要です。圧縮機電動
機定格出力が7.5kw以上の機器は、資格を持った専門業者が定期点検を行う必要があります。
記録『点検、整備、機器の廃棄』までの記録を保管する必要があります。
報告フロンが漏えい又は故障を確認した場合は、速やかに漏えい箇所及び修理箇所
の特定と修理をし、漏えい量が多い場合は、報告する必要があります。
※管理者とは、機器の所有権を有するもの(所有者)であり、会社が所有していれば、法人が所有者になります。
※対象機器は、業務用の空調機器(エアコン)及び、冷凍冷蔵機器であって、フロン類が使われている機器は全てになります。

 

これらのエアコンは全て対象になります

その他冷凍冷蔵ショーケースなども対象となります。ご不明点が御座いましたら、お気軽にお問合せください。

 

点検内容は下記の表になります。

 

フロン排出抑制法の義務に違反した場合、以下のような罰則があります

・フロンをみだりに放出した場合、一年以下の懲役又は、50万円以下の罰金

・機器の使用、廃棄等に関する義務について都道府県知事の命令に違反した場合、50万円以下の罰金

・算定漏えい量の未報告、虚偽報告をした場合、10万円以下の過料

法に基づく立ち入りの実態調査について
フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律施行状況調査(令和2年度実績)

フロン排出の取り締まりは年々強化傾向にあり、
管理者への法に基づく立入検査も年々増加しております。

点検を行うメリット

ランニングコスト(電気代)の節約

定期的にメンテナンス、不具合箇所を特定する事で、冷暖房効率
を維持する事が出来き、電気代の節約になります。

突然の故障を未然に防ぐ

稼働時期に突然動かなくなるなど、突然の故障を防ぐことができ
ます。

温暖化をストップ

フロンガスは二酸化炭素より強力な温室効果ガスです。フロン排
出を防ぐことで、地球を守ることにつながります。

 

空調機でお悩みのお客様お気軽にご相談ください